無垢材
無垢材は一本の原木から角材や板を直接必要なだけ切り出した木材をいいます。
木本来の質感を有しており、とても過ごしやすいといわれます。
足ざわりがよいとされ、住まう時間とともに風合いが出てアンティーク的な良さが出てくることから
デザイン性に優れるという人もいます。
また、化学物質を含まない自然素材としてPRされます。機能面の一番の特長として調湿作用があり、
湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとします。
断熱性に優れ、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出す。
無垢材と対照的な集成材と比較すると、防火性能、断熱保温性、吸音効果、調湿能力などの優れた特性があります。
「正物(しょうもの)」と呼ばれたりもします。
集成材は木材の集まりであり、人工的な接着剤を使うことが多いことから、集成材に対して自然素材に配慮して無垢材を使う、
とPRすることが多いです。